diary

普段いいたくても言えない事を、悪口抜きで吐いてます。

Top  ->  Btron  -> 思考ツールとしての超漢字

思考ツールとしての超漢字

実際は不便なものなのに、特に不満も感じず、案外当たり前に使っているものってありませんか?
例えば、ハードディスクレコーダーなんて、そうですよね。
それまでは、ビデオテープを、入れ替えて、しまっておいたはずなのに、間違って重ね書きをして・・・。
なんて、間抜けなことを、やってましたよねー。

こういうのって、PCには、結構たくさんありましたよね。
今考えると、笑い話ですが、MS-DOS全盛の時代では、プリンターや、CDROMなど、周辺機器を、抜き差しするたびに、二つの英文のファイルを、手動で書き換えないと、動かなかったんですよねー。
昔は、autoexeやconfigを、編集するのが当たり前でしたもんねー。

現在では、この種のものに、ファイルシステムがあります。
そう、C:\から、フォルダが階層構造になってるアレです。
だって、考えてもみてください。

実生活で、大きなキャビネットに、フォルダを入れて、書類管理なんてしてます?
管理できたとしても、せいぜい会計のような、定型業務ぐらいでしょう。
これは、野口悠紀雄さんの、「超整理法」を、読むまでもなく、非定型業務を、フォルダ管理すると、破綻するのは目に見えてます。
もちろん、PC上でも、同じことです。
だから、大切なファイルや、作業中のフォルダが、すぐ見つからなくなるんですよ。

じゃあ、どうすればよいか。
仕事の取りかかりのときに、優秀な人を見てるとよくわかると思うんですが、
結構彼らって、いきなり仕事に没頭したり、しないんですよね。

仕事ができる人ほど、いったん仕事の全体像を、整理してから取り掛かるみたいですよね。
例えば、大きめのポストイットに、メモを書き出しては、並び換えたり。
フィッシュボーンを使う方もいるでしょう。
(日経ビジネスとかに、毎号特集されていそうなネタですね。)

ポストイットを使った、構想図の例。
デキる人ほど、こういうことに時間を使うものです。

いずれにせよ、アイデアと、やるべきことを、整理してから仕事に取りかかるはずです。
そして、実際のところ、これがPC上で、できるのと、できないのでは、その後の能率は、相当変わってきます。

でも、ここまで書いても、まだ、ピンとくる方は少ないと思います。
そりゃあそうです。
いままで、PCの画面を見ながらアイデアを膨らませたり、今からやるべきことを整理している人は、そんなにいないはずです。
(と、いうか、紙の上で、マインドマップや、フィッシュボーンを使わないと、できませんわな。普通。)

まあ、理屈だけを並べても、分かりにくいと思います。
それでは実例を見てみましょう。
例として、このホームページの、原稿作成を考えてみましょう。

まずは、windowsXPの一般的なフォルダ構造です。
普通は、一つの書類を、こんな感じ管理してるんですかね?

50音順や、ファイルの種類順に並ぶ、ディレクトリ。
いずれにせよ、ファイル間の関連性が見出せないので、
把握しにくく、アイデアに結びつきにくいんですよ。
神経質な人だと、フォルダに分類しまくったりでしょうか。
あるいは、MyDocumentsにまるごと放り投げてるんでしょうか。

まあ、WindowsもLinuxの人も、いつもこんな感じで管理してるでしょうから、なんの疑問もなく、当たり前の光景のように感じられると思います。
ところがですね、超漢字を見ていただくと、ぶっ飛びです。
ほらこの通り。

一枚の紙(ウインドウ)に、階層で表現できる、この簡単さ。
画面のように、プレビューとして、表示しても、動作が重くなることは、
ないようです。この素晴らしさを、あなたにも伝えたい!

私は、このように、マインドマップで整理しています。
(マインドマップをご存じない方は、トニー・ブザンの本を、おすすめします。)
仕上がりのキレイさは、自分だけ分かればいいっていうレベルなので、こんなの、5分もあれば、できちゃいます。

「なんだよー。PowerPointみたいなソフトでファイル貼りつけてるだけちゃうのん?」と、お思いかも、知れませんね。
確かに、線を引いたり、メモをするのは、基本図形編集というソフトが行っているみたいです。

ただ、決定的に違うのは、このマインドマップが、そのままフォルダの役目をしているんです。
windowsだと、
「フォルダでファイルを管理しながら、パワーポイントで、ショートカットを貼りつける。」
これならできるかもしれません。
でも、直接の保存はできないし、なにより、全然スムーズじゃありません。
そもそも、毎回パワーポイントを起動してたら、イライライして、しょうがありませんよね?

そして、これは、超漢字を使ってみるとよく分かるんですが、
マインドマップ形式でも、通常のキャビネット形式でも、起動の速さはほぼ同じです。
しかもマトモなスペックのPCだと、クリックした瞬間開き終わるほどのスピードですから、動作については、比較すらできないと思います。

以上、できるだけ、画面のコピーを使って、ご説明してみました。
マインドマップも、超漢字も使ったことがない人に、どこまで分かっていただけるかは、難しいところですが、
もうファイルやフォルダを探し回らなくてもいい。
フォルダを開くだけで、企画の全体像を確認できる。アイデアを補足できる。
なにより、書類の仕上がる能率がぜんぜん違う
(大げさに言うと、いままで、のんびりしていた人も、仕事ができる人に、なってしまう。この不思議さ)

という、新しい自由を体験していただければと思います。

2006年08月14日






トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://simada.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/46

苦情、疑問は、ゴセシマまで。
メールは、infoアットマーク2006.jpn.orgです。